歯を抜いたり抜かなかったり

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歯を抜きに大学病院に行った。いつもより一本遅い電車に乗る予定だった。駅に向かっていたら案の定、通っている歯医者さんから渡してくれと言われていた手紙を持って来ていない事に気づく。ハッ!!としましたね。駅から家が近かったので小走りで取りに帰ったので問題ない。

大学病院につき、先生がきた。前回、親不知を抜いてくれた先生が来ると思っていたら、助手だった先生がきた。抜いてくれた先生の名前と助手の先生の名前を間違って覚えていたようだった。

助手だった先生が今回の歯を抜くようだった。歯列矯正のための抜歯なので、削る的な感じで抜かず、ぐりぐり回して引っこ抜くという感じで抜くらしい。原始的だなと思った。

待ちの時間が多く、抜いてくれる先生がテンパってるように思えた。つーかこんな歯医者いっぱいおんのに(歯科大学やからみんな歯医者なんですけどね)担当こいつかよ~まじかよ~とげんなりしていたら眠くなった。

麻酔されてさあ抜くぞ!という状態になる。ペンチのような器具で歯をぐりぐり→ひっぱるという状態の繰り返し。これ、麻酔してなかったら暴行っぽくない?と思った。爪はがされたあとにこんな感じで歯を抜かれるていくのかなと想像したら自然に眉間に皺が寄った。

先生から「は~だめだ」「びくともしない」「は~無理だ」等の言葉がもれ聞えてき、イライラした。

イライラしながら以前、通っている歯医者さんに「君の歯は本当にしっかりしてるから抜歯大変だよ~」と嬉しそうに言われた事を思い出した。

歯がしっかりしてるのが悪いんだ、許してあげようと2㎡くらいこころを広くしていたら、先生が他の先生を連れてきた。「私ではパワー不足なんで変わります」との事だった。諦めるんかいって吐き捨てそうになったけどイライラしていたので「削ったりして抜くスタイルではダメなんですか?」と代打の先生に問う私。

代打の先生は削ると歯を動かしにくくなるから削るスタイルではダメと言っていた。そうか、なるほどと納得してたっちは、切り替えた。代打の先生になってから2回ぐりぐりしたらスポって抜けた。先生の抜けたでどや!!!っていう顔は印象的すぎて忘れられない。先生、男前やったし。マスクマジックかもしれない。

抜歯後の簡単な説明をしてもらって、終了。抜いた歯いります?と聞かれたけど、いるわけなくない?ばかなの?と思ってしまった。もらう人いるのかな。

会計をすまして薬をもらって会社に向かった。保険がきかないので馬鹿みたいに高額だった。健康な歯を抜くって考えが馬鹿なのかもしれない。というか歯並びが悪いのが馬鹿なのかもしれない。結局私は馬鹿なのだ。

会社にむかう電車の中、天気が良すぎて会社の最寄り駅の3つ前ぐらいで降りてしまった。歩いている途中で気づいた。景色的に23区だと思えないのどかさになんであたしは東京まできてこんな感情を抱いているんだろうかと頭を抱えた。

歯がないと食べにくいねという事で昼ごはんもまともに食べられなくて、天国のジャスコを熟読していた。

心臓日記より天国のジャスコ派。

自分がこうやって日記書いてる事について恥の上塗りだと思っている。別に書かなくてもよいだろう、というか日記を残してるだけで過去の恥ずかしい自分を思い出してしまうし、誰かに知られてしまう事になるので全体的に最悪な状態だ。天国のジャスコを読んでいるとそれも人生やんか、ええやんと思えてくるのが不思議である。

まあ自分が痛いのは変わらないけど。

読んでると、まったく関係ないのに自分の過去の事を思い出し、感慨深い気持ちになる。不思議だ。